書家・美食家・陶芸家として多彩な才能を発揮した北大路魯山人。「芸術派爆発だ!」と強烈な個性を発揮した岡本太郎。 20世紀の美術界で異彩を放った2人の親交を紹介した展覧会の図録。岡本太郎の祖父・岡本可亭(書家)に弟子入りした北大路魯山人。岡本家の人々と北大路魯山人との交流は岡本一平(漫画家・岡本太郎の父)とかの子(小説家・岡本太郎の母)から岡本太郎へと続きました。芸術家の出会いとその創作活動に注目し、北大路魯山人と岡本太郎、岡本可亭、一平、かの子の作品を合わせて、北大路魯山人と岡本家三代の交流とメキシコで発見された壁画「明日への神話」の油彩原画も収録。
■発 行 2007年
■頁 数 136ページ
■図 版 北大路魯山人:64点 書・絵画・篆刻・陶芸・漆芸
岡本太郎:68点 油彩・書・リトグラフ・陶芸・彫刻
岡本可亭 岡本一平 岡本かの子:33点 書 絵画 書籍など資料
友人など:野田可童(絵画 4点) 勅使河原蒼風(書簡 1点)
■論 文
有縁の魯山人と岡本太郎 (村田慶之輔 川崎市岡本太郎美術館館長)
北大路魯山人と岡本可亭、かの子、太郎の書について (萱原普)
北大路魯山人と岡本家の人々 (佐々木秀憲(崎市岡本太郎美術館学芸員)
■収録文
ピカソをこえる 太郎茶の湯の記 (臼井史郎 おもしろ実験茶会 昭和30年より)
北大路魯山人と岡本家の人々交流年譜
料 金 : 販売終了