大江戸の賑わいから鹿鳴館熱狂時代までの百年を浮世絵で紹介。北斎、広重から小林清親まで、絵師も豪華に勢揃いの140点。
時は旅行ブームで広重の東海道五十三次が大ヒット。国貞、国芳が描くヒーローたちの物語で映画を見た気分になる江戸の人々。風刺画で噂話に興じ、地震除けに「なまず絵」を買いに走り、ダジャレ好きの北斎の「文字絵」で脳トレする日々。おめかしにペットの世話に大忙しの江戸の暮らしが描かれた浮世絵には遊び心が満載。
黒船来航。異国ブームが到来すると浮世絵はニュース速報として巷を駆け巡り、それを伝える絵師たちは新しい表現に挑み視覚効果を狙ったワイド画面な浮世絵も登場。科学が進歩してもまねできない絵師たちの豊かなイマジネーションの世界をお楽しみください。
展示品の紹介 作品を収録した図録「幕末明治の浮世絵百年」があります。
1.風景画 広重、北斎とその弟子たち
2.四季の美人画 豊国、国貞、国芳ら人気絵師の美人画
3.江戸の娯楽 芝居絵、、相撲絵、武者絵
4.江戸人の遊び心 寄せ絵、縁起絵、なまず絵
5. 時代はいよいよ明治へ 小林清親の光線画による都市の情景
6. ハイカラさんと鹿鳴館スタイル 三代広重、揚州周延による赤が鮮やかな明治浮世絵
企画料など開催要項の詳細は下記までお問合せください。詳しい資料を送ります。TEL&FAX:045(545)5376 E-mail:emi@eminet.jp